購入ソフトウェアとインストール・ソフトウェアの理解

インストール・ソフトウェアと購入ライセンスの突合/整合化

ソフトウェアの過剰支出と不足を回避

ソフトウェア資産管理プロセスを向上させる上で重要な最初のステップは、インストールされているソフトウェアを特定することです。しかし、インストールされているソフトウェアを特定しても、購入したライセンスと照合できない限り、コンプライアンスの確保やライセンスおよび保守の過不足を把握することはできません。Gartner 社の業界アナリストによる統計では、ソフトウェアの 60% がライセンス超過で、30% がライセンス不足の可能性があるとされています。一般的な組織ではソフトウェア・ライセンスの記録は、あるものは電子的に、そしてあるものは紙のファイルとしてさまざまな場所に保管されています。ソフトウェア・ライセンス・エンタイトルメントを特定するのに必要なすべての情報と共にこれらすべての記録を 1 つのデータベースに集約し、そのデータをインストールされているソフトウェアと照合することは重要な課題です。

ソフトウェアライセンス情報の収集

Flexera Software (フレクセラ・ソフトウェア合同会社) ソフトウェア・ライセンス最適化ソリューション FlexNet Manager Suite for Enterprises は、調達または財務資産管理システムからライセンス・エンタイトルメント情報をインポートし、迅速かつ簡単にデータを収集します。FlexNet Manager Suite には、会計、調達、ERP システム、あるいはソフトウェア・ライセンス情報の電子ソースへのコネクタが含まれています。また、電子的に利用できない補足情報は手動で入力が可能です。

SKU ライブラリ

多くの商用ソフトウェア製品には、最小在庫管理単位 SKU (Stock Keeping Unit)番号があります。通常は、各ソフトウェア・ライセンスの種類に対して 1 つの SKU が割り当てられます。たとえば、SKU 番号 021-05339 は Microsoft Office Standard 2007 (Select Agreement (英語)、価格帯 A、1 年間のソフトウェア・アシュアランス (SA) 付き) の番号です。Microsoft Office 2007 だけで 400 個の SKU があります。

FlexNet Manager Suite は、100,000 個以上の SKU と関連製品 (バージョン、エディション、ライセンスの種類、保守契約データを含む) の SKU ライブラリを提供しています。 SKU ライブラリで、購入アプリケーションが詳細に特定できるため、発注書データの標準化に役立ちます。FlexNet Manager Suite では、全発注書の SKU 番号を読み取り、自動で関連するアプリケーション、ライセンス、エンタイトルメントの詳細を抽出できるため、手作業によるデータ入力の量が大幅に軽減されます。FlexNet Manager Suite の SKU ライブラリはまた、発注書データをソフトウェアのインベントリ・プロセスで識別されたアプリケーションに紐付け、自動的に購入ライセンスとインストール・ライセンスの突合/整合化を行います。

「実装が済むと、ライセンスが大幅に超過していることが判明しました。ある程度は予想していましたが、その結果には非常に驚きました。地域レベルで調達を行った結果、ラップトップなどの機器の購入と同時に必要のない新しいソフトウェアを購入していることもわかりました。イギリスだけで超過したサブスクリプションは合計数十万ドルにも上りました。」
- Rentokil Initial 社 IT サービス部長 Martyn Howe 氏

すべてのデータを照合

詳細なエンタイトルメント・データに加え、FlexNet Manager Suite では組織構造および人事データのインポートまたは入力が可能なため、部署、事業部、部門、または個人へのソフトウェア・ライセンスの割り当てを円滑に行えます。いったん、すべての情報がインストール・アプリケーション・データと関連付けられると、すぐにライセンスの購入と保守更新における大幅な節約機会を見いだすことができます。(次世代のソフトウェア資産管理、ソフトウェア・ライセンス最適化ソリューションによるコスト削減の詳細については、 「IT 支出の削減」 を参照してください。)