仮想ソフトウェアライセンスの管理

ソフトウェアライセンスのコンプライアンスを確保しながらソフトウェア投資を最適化

データセンターのサーバーの仮想化は、ハードウェア、電力、保守コストの削減に有用な手段です。しかしながら、仮想化によってソフトウェアライセンスのコンプライアンス違反の可能性が大幅に増大します。これには、次のような理由があります。

  • 仮想マシンではオペレテーィングシステムやアプリケーションの複製が容易
  • 仮想マシンの流動性 - 物理ホストから別の物理ホストへの移動
  • 仮想環境におけるソフトウェアライセンス条件の複雑さ

新しい仮想マシン - すべてのソフトウェアを備えた仮想コンピュータ - は数秒で起動できるものの、各仮想マシンのそれぞれのアプリケーションやオペレーティングシステムはベンダーの使用許諾を条件としており、特別な仮想使用権や制限が含まれていることがあります。

サーバーの仮想化で問題となるライセンスの種類とルールは次のとおりです。

  • デバイス固有のソフトウェアライセンスモデル: このライセンスモデルは、ソフトウェアライセンスが特定のコンピュータに固定され、移動にも制限が課せられることがあります。この種のライセンスでは、VMware 環境で時々使用される動的な負荷バランシングにより、コンプライアンス違反状況が引き起こされます。
  • プロセッサベースのソフトウェアライセンスモデル: このソフトウェアライセンスでは、ライセンスのコンプライアンスを確認するために物理プロセッサの詳細が必要ですが、仮想マシンの場合、ハードウェアの詳細はハイパーバイザによって隠避されることがよくあります。
  • ホストごとの仮想マシンのソフトウェアライセンスルール: このルールでは、有効なライセンスを備えた各物理マシンの特定の台数の仮想マシンでソフトウェアを実行することができます。

FlexNet Manager Suite for Enterprises には、VMware 検知機能とインベントリ機能が含まれており、仮想世界におけるソフトウェアのライセンスエンタイトルメントの検知、識別、特定のための包括的な機能を備えた唯一のソフトウェアライセンス最適化ソリューションとなっています。仮想環境で実行中のアプリケーションを理解することは、ソフトウェアライセンス契約のコンプライアンスを継続的に確保するために欠かせません。