継続的なソフトウェアコンプライアンスの達成

ソフトウェアライセンスポジションの理解と継続的なソフトウェアコンプライアンスの維持

高価なソフトウェア資産の管理は、増大するソフトウェアライセンス契約の複雑さとソフトウェアライセンス管理におけるベストプラクティスの欠如という 2 つの主要な理由から、困難を極める可能性があります。専門家は、大中規模の政府機関では 70 以上のソフトウェアライセンス契約を管理しており、1 年を通してさまざまな時期に再交渉や更新が必要であることを示唆しています。ソフトウェアライセンスに、エンタープライズ、トランザクション、プロセッサ、同時接続ユーザーまたは指定ユーザーなどの制約付きのマルチユーザーソフトウェアが関わると、管理における悩みの種は山積みになります。

果たして、ソフトウェアライセンスのコンプライアンスとは何でしょうか。準拠しているとはどのような意味を指すでしょうか。次から選択してみてください。

  1. インストールしているソフトウェアを知ること。
  2. 購入したソフトウェアライセンスを知ること。
  3. 購入したライセンス数を超えずにインストールされていることを把握すること。
  4. 使用されているソフトウェアを知ること。
  5. ソフトウェアライセンスの使用権と制約を知ること。
  6. ソフトウェアコスト全体を大幅に抑えながらコンプライアンスを確保すること。
  7. 上記すべて。

もちろん、答えは「g」の「上記すべて」で、ほかにもあります。多くの組織でコンプライアンスが確保されていると考えがちですが、実際にはソフトウェアベンダーがソフトウェア監査を実施するまではわかりません。監査が通らなかった場合に生じる罰則、予算外のライセンスの「補正発注」、そして政府機関の体面の失墜などを考えると、監査時に発覚したのでは遅すぎます。IT 部門では実際のソフトウェアの使用状況を正確に把握することはできず、コストとユーザーの生産性のバランスを保つ努力をする上で必要なソフトウェアの重要を過大評価または過少評価することが頻繁にあります。このような誤りは、予算に多大な影響を与え、部門や機関の近代化、機関間の協調や透明性の確保、その他の必要な政府方針に割り当てるはずの資金を費やすことになります。

適切なソフトウェアライセンシングコンプライアンスソリューション

多くの政府機関の IT 管理者は、利用可能な情報を駆使してソフトウェアの購入や更新判断を下しています。手作業でソフトウェアライセンスを割り当て、今後の需要に関しては「当て推量」で予測しています。しかし、この方法では目的は果たすとは言え、現実世界では、今日のコスト重視の条件を満たしていません。ソフトウェアライセンスの運用と実際の使用状況データの全体的な視野がなければ、ソフトウェアライセンスの需要やコンプライアンス違反のリスクについてしばしば誤算が生じます。

対応としてソフトウェア資産管理システムを検討している場合もあるでしょう。しかし、残念なことに一般的なソフトウェア資産管理システムは、Microsoft、Adobe、その他のデスクトップアプリケーションおよび SAPエンジニアリングアプリケーションなどの高価なエンタープライズアプリケーションにおけるソフトウェアライセンス管理の複雑さには対応していません。理想的なソリューションでは、継続的なソフトウェアライセンスのコンプライアンスの維持およびベンダーソフトウェア監査への万全の準備体制を整えることが可能です。ソリューションは、ソフトウェア資産の特定購入ソフトウェアとインストール済みソフトウェアの理解、 ベンダーのソフトウェアライセンスポジションの確実性、使用状況とソフトウェアライセンスエンタイトルメントデータの照合に役立つものでなければなりません。

ソフトウェアライセンス管理におけるベストプラクティスには 5 つの基本的なステップがあります。

  1. すべてのライセンス運用を一元管理
    ライセンス運用を一元管理することで、IT 管理者は部門や機関全体のライセンスやサーバーの管理や維持を行うことのできる単一のコンソールビューを得ることができます。
  2. 正確な使用統計の活用
    できるだけ正確な使用状況データが必要です。そのため、管理者はソフトウェアライセンス管理に対して未発達な手法を用いないようにすることが大切です。ソフトウェアベンダーのライセンス管理結果と合致していれば、データの正確性と完全性について異論を唱える人はほとんどいなくなります。
  3. 使用状況レポートの分析
    プロジェクト別、ユーザーグループ別に使用状況データを細分化して分析することで、組織のソフトウェア使用の実態を細かく把握することが可能になります。
  4. ライセンス運用の自動化
    たとえば、自動ビルバック機能では、IT 部門は共有ライセンスプールを構築して、リソース割り当てに優先順位を付けることができます。これにより、優先度の高いユーザーが固定ライセンス数を「予約」してソフトウェアを確実に利用できるようになります。
  5. 適切なソフトウェアライセンス管理ツールの選択
    効果的なツールを使用することなくソフトウェア資産を管理することはほぼ不可能です。適切なツールの使用は、ソフトウェアの管理を容易にするだけではなく、管理者の負担を軽減し、エンドユーザーの満足度を向上させます。

ソフトウェアライセンスのコンプライアンスとソフトウェアライセンス管理における課題は多いものの、次世代のソフトウェア資産管理機能を備えた包括的なエンタープライズライセンスの最適ソリューションを実装することにより、積極的な問題への取り組にかかる費用よりも、遥かに大きな効果を得ることができます。Flexera Software (フレクセラ・ソフトウェア合同会社) は、ソフトウェアや資産の管理費用を大幅に削減しながら、ベンダーのソフトウェア監査に向けて万全の準備体制を整えるのに必要なソリューションを提供しています。

 

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