FlexNet Manager for IBM: 機能

IBM ソフトウェア製品向けライセンス管理およびライセンス最適化の自動化

機能

IBM 製品使用権ライブラリ(Product Use Rights Library:PURL)

FlexNet Manager for IBM は、IBM 向けの製品使用権ライブラリを提供して、正確なライセンス状態の判断とライセンス消費の最適化を実現します。IBM ライセンス管理ソリューションには、次の権利が含まれます。

  • アップグレード:ソフトウェアの最新バージョンが公開され次第使用できる権利。
  • ダウングレード:購入したソフトウェア・バージョンよりも古いバージョンを使用する権利。
  • 仮想環境使用権:ソフトウェアを仮想マシン、仮想デスクトップで、または、仮想化されたアプリケーションとして実行することに関する権利。

IBM 製品使用権ライブラリには、Cognos、DB2、ILOG、Informix、InfoSphere、Lotus、Maximo、Rational、Tivoli、WebSphere など、数多くの IBM アプリケーションのライセンス・エンタイトルメント情報が含まれています。

「What If」分析

IBM のサーバー・ベースのライセンスには、Processor Value Unit (PVU)ライセンスなどのシミュレーション機能が追加されたため、「What If」分析を実行して、IT 環境が変化した場合のライセンス状態を把握できます。この「What If」分析機能では、以下を考慮した新しい IBM ライセンスの状態を予想できます。

  • ハードウェアの変更
  • 共有プロセッサ・プールの設定変更、追加、または削除
  • 仮想マシン(VM)のプロパティの変更
  • 仮想マシンの物理ホストの変更
  • ソフトウェア・インストールの追加または削除

「What If」分析では、ソフトウェア・ライセンシングの観点から、変更による財務的影響に関する情報が提供されます。

IBM License Metric Tool(ILMT)との統合

FlexNet Manager for IBM は IBM ILMT と統合されているため、ハードウェアおよびソフトウェアのインベントリ・データ、また、サブキャパシティ・ライセンシングが有効な仮想環境へのプロセッサの割り当て情報を含むプロセッサ使用状況データをインポートできます。サブキャパシティ・ライセンスを使用すると、お客様は物理サーバーのフルキャパシティではなく、アプリケーションを実行する仮想環境またはハードウェア・パーティションに割り当てられたプロセッサに限定されたライセンスが可能になります。これにより、ライセンス・コストを節減できます。ILMT データの FlexNet Manager Platform へのインポートによって、すべてのライセンス情報を 1 つのリポジトリに統合します。IBM のライセンス管理ソリューションでは、そこから発注書と契約書が関連付けられ、購入済みとインストール済みのライセンスの突合・整合化を行うことができます。

独立した PVU サブキャパシティの算定

FlexNet Manager for IBM は、フルキャパシティ環境とサブキャパシティ(仮想)環境の両方においてライセンス消費を計算する機能を備えています。この機能は、IBM License Metric Tool(ILMT)とは別個に算定を実施しますが、ILMT データと連携できます。FlexNet Manager for IBM と ILMT の計算結果を並べて比較したレポートを提供します。さらに、IBM ソフトウェアのライセンス状態を正確に把握するために使用された FlexNet Manager for IBM のデータは、ILMT、TADd、および IEM SUA に代わるサブキャパシティのレポートとして IBM に受理されます。

サポート対象の IBM ライセンス・モデル

Processor Value Unit(PVU)ライセンス・タイプが提供されているため、フルキャパシティとサブキャパシティ環境の両方にある PVU ライセンスを管理できます。IBM PVU ポイント・テーブルは、FlexNet Manager for IBM 製品使用権ライブラリに格納されるため、ハードウェア・インベントリ・データに基づき必要な PVU ライセンス数を算定できます。(PVU は、プロセッサ・タイプ、サーバー・モデル、ソケットあたりのコア数などの計測単位です)。

FlexNet Manager for IBM - ライセンス・モデルFlexNet Manager for IBM では、User Value Unit(UVU)および Resource Value Unit(RVU)のライセンス・モデルもサポートされており、これらのメトリクスを使用する IBM アプリケーションを管理できます。製品使用権ライブラリ(PURL)は、各アプリケーションのこれらのメトリクスに関連付けられたポイント・テーブルを提供します。

また、FlexNet Manager for IBM では、認証ユーザー、同時ユーザー、およびフローティング・ユーザーの IBM ライセンス・モデルもサポートされています。適切なライセンス・モデルと関連するメトリクスが製品に用意されているため、IBM ライセンス管理が簡素化されます。

VMware サーバー・クラスタ環境での Processor Value Unit(PVU)の算定

FlexNet Manager for IBM は、VMware サーバー・クラスタ環境の PVU ライセンス消費を算定できます。ライセンス消費は、物理ホスト上の仮想マシンの位置によって大きく異なるため、最大消費(「閾値」)算定して、お客様が IBM ライセンス契約を常に遵守できるようにします。

ライセンス変更レビュー

この機能は、Flexera Software コンテンツ・ライブラリ間、特に製品使用権ライブラリと既存ソフトウェア・ライセンスの相違を分析します。ライセンス・リポジトリを最新の状態に保つために、製品使用権テンプレートの適用や、ライセンス記録へのアプリケーションの追加などが提案されます。

  • ソフトウェア・ベンダーの製品使用権の変更は、月 1 回の更新時にライブラリに組み込まれ、既存ライセンスに自動的に適用されます。
  • アプリケーション製作者との契約に特定の製品使用権(標準以外の条件)が含まれている場合は、これらの追加的変更にオプト・アウト・オプションによる対応が可能です。
  • Flexera Software ライブラリの強化機能、たとえば、既存のライセンスに影響を与える Stock Keeping Units (SKU)とアプリケーション識別ライブラリのアプリケーションの間のリンク、関連づけられた製品使用権がある新規 SKU などから自動的にメリットを得られます。

ライセンス変更レビュー機能により、常に正確かつ最適なライセンス・コンプライアンスの状態を実現します。

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